フラグのたてかた
「俺…この戦争が終わったら…結婚するんだ…」
「金か…! か、金ならいくらでも出すぞ、ほっ、ほら、ほら、ほら…!!」
「殺人者と一緒の部屋になんかいられるか! 私は自室に篭もらせて貰う!!」
「…あれ? もしかして…これって…? 大変だ、○○(探偵役)に知らせないと!」
って…これって〝死亡フラグ〟じゃん!
違う!
そうじゃねぇ、そうじゃねぇよ。(因みにお気に入りは「か、金ならいくらでも…!」です。「下衆が…!」って蔑まれて死ぬ…っての。イイヨネ!)
春らしく、桜色の…えーと…なんつーか…スイートでビターで…お胸がキュン! みたいな話をしたくて、只今鼻息荒く携帯をぽちってるわけですよ。
と言うのも、本日続けざまに「これって、なんてギャルゲー?」って問いたくなるような体験をしたからでござる。
まぁ、訊いておくんなさい。(更新が久し振りすぎてキャラ模索中…!)
【その一:親方! 網棚から…】
ゆっくり…ゆっくり…カバンが落ちてきた!!
朝の通勤電車でのコト。
「あー、あれ落ちそう…危ないなー」と思って眺めていたら、案の定。
軽そうだったし、何よりも目の前だったのでとりあえずキャッチ。
どーしたもんかと、周りを見渡していたら
「ひゃぁぁぁ、ごめんなさいっ!!!」
と、声を上げたのは…二十代前半に見えるわたくしの右横にいた小柄な女の子。
〝すみません〟、じゃなくて〝ごめんなさい〟なのが好感度高いなぁ…と思いながら「いえいえ」とか何とか言いつつカバンを返してあげたところ…再度、網棚に乗っけようと奮闘していた(…ちょっと身長的にきつかった模様)ので、「やりましょう」っちゅーて、代わりに載っけてあげた。
そこで丁度わたくしの降車駅に着いたので…「あ、ありがとうございましたっ」という彼女に爽やかな微笑みを一つ残し、颯爽と(以上、自分イメージ)電車を降りたわたくし。
「ギャルゲーなら、これ、フラグだな」とニヤニヤしながら、会社へ向かうのだった…。
【その二:親方! 階段から…】
悲鳴と共に、ギャルが落ちてきた。
家路を急ぐ人たちの群れの中…自宅最寄り駅のホームにて目撃。
携帯電話を耳に当て、腰を抜かした体勢のまま涙目で口をぱくぱくさせるギャル。
「…えーと、大丈夫?」
「あしが…あしが…(涙、ぼろぼろっ)」
「えっ、やばい感じ? 駅員さん呼ぶ?」
「いやっ、それは、いいです! ここに座ってれば大丈夫です!」
「いや…ここに…座るのは…どうだろう…?」(←階段の踊り場、真ん真ん中)
とりあえず散らばった荷物をまとめ、
「せめて、(座るのは)ホームのベンチにしない…?」
と促してみたところ、素直に頷いて立ち上がったので、手を貸してホームの待合室まで連れて行った。
ぼろぼろ泣いてはいたが、打ち身だけで擦り傷とかもないようだったので「気をつけて帰ってね、痛むようだったらお医者さん行くんだよ?」と言い聞かせ、ついでに自販機でココア買って渡してその場を去るわたくし…!
「ギャルゲーなら、これ、フラグだな」とニヤニヤ…しかけて「…あれ、これ、今朝も思ったような…?」ということに気付き、何故かちょっと興奮してしまうのだった…。
1日に2度も女の子がらみのハプニングに遭遇する。
これが、ギャルゲーじゃなきゃ、何なんだ、っちゅー話ですよ!
明日、小柄な彼女は客先の新しい担当者として、ギャルの彼女は行きつけのカフェの店員さんとして、それぞれわたくしの前に現れるに違いない…と思っています。
その際には…とりあえず、どっちにもいい顔をして、好感度キープを狙うつもりです。



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